指導理念と方針

指導理念と方針
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指導理念

言語とは、意味の表象としてそれ自体独立した体系的構造であるのではなく、常に意味と一体化し、それ特有の時間的価値を孕んだある種の文化であると考えます。成英会では、分析的に細分化された言語=英語ではなく、意味の結実としての英語そのものを、高校生諸君の来たるグローバルな可能性への礎とすべく、その本質的な習得法および実際的な知の提供に邁進します。

指導方針

1. Word Practice:語彙

...... 独自のインプットによる、語彙知識の不可逆的獲得


2. Deep Learning:言語感覚獲得
...... Word Practice 文章内の学習事項を、言語感覚として定着


3. Pronunciation Practice:発音 | 音読 | シャドウイング
...... I.P.A. 及び音声教材を使用した、発音矯正とプロソディ獲得


4. Listening Practice:リスニング
...... コンプリヘンション・チェック及びディクテーションによる聴解活動


5. Speaking Practice:スピーキング | ライティング
...... 論理構成を意識した運用能力育成、及び主要トピックスの情報ストック


6. Grammar Training:文法語法
...... 英作文も射程に入れた、文法語法知識の習得


7. General English Learning:精読 | 和訳 | 記述
...... 大学入試で必要とされる英文解釈を、体系的かつ網羅的に扱う


8. Reading Strategies:長文読解
...... 入試長文を使用した、解法ストラテジーの実践と演習


主に「通常授業」外にて実施及びチェックします。使用プリント等の詳細は、体験授業及後に配布される資料にてご確認下さい。

 

 

1. Word Practice:語彙 

なぜ英語のまま身につけるべきなのか?

英語学習の要諦は、語彙学習にあると言っても過言ではありません。それ以外の、例えば文法、語法、構文、解釈、長文、リスニング、スピーキング、ライティング等の学習も、入試において不可欠な要素であることは間違いないのですが、これらも結局は語彙学習こそが土台となっており、語彙の習得こそがこれらの完成度=結果を絶対的に支配していると言えます。

しかし、ここで注意しておかなければならないことが1つあります。それは、英語という言語獲得の土台となっている語彙を、「日本語訳暗記」というプロセスで身につけた場合、その土台の上に築き上げられる英語力は、英語の日本語への変換能力ということになってしまうという事実です。

この能力を英語力だと勘違いしている受験生は非常に多いのですが、これはあくまでも「変換能力」なのであって、英語そのものを聞いたり、読んだり、しゃべったり、書いたりする能力とは全く別物です。

例えば、英検等民間試験で必要とされるスピーキングにおいては、英語を日本語へ、あるいは逆に日本語を英語へ変換する癖がついてしまうと、つい日本語を思い浮かべてしまい、いちいちそれを英語に変換しつつしゃべるようになってしまいます。

しかしこの手のスピーキングは、とっさの応答ができず間が空きすぎてしまったり、あるいは日本語から英語への変換が不自然なものとなりがちで、およそスピーキングとは程遠い、極めて水準の低い発話となってしまいます。そして、ひとたびこの癖がついてしまうと、これを取り除くのは容易ではありません。

成英会では、「Word Practice」を通じて、この英語の土台である語彙を、独自のプロセスによって英語のまま身につけるため、その上に築き上げられる能力は、文字通り英語を聞けて、しゃべれて、読めて、書ける能力ということになります。

記述対策はどうなるのか?

周知の通り、大学受験において求められる英語力は、ここ数十年で「訳読の力」から「英語のまま素早く情報を読み取り解答する能力」へと変わりました。これは、昨今の長文問題で扱われる英語の総語数が、1990年代以前と比較すると、約2 ~ 3倍近くに増加していることからも明らかです。

 

筆記長文読解問題総語数 = 概数(試験時間一定)
東京大学 早稲田:文 慶應:文
2022年 2350 語 2240 語 2150 語
2020年 2200 語 2310 語 1870 語
2010年 2010 語 2080 語 1780 語
2000年 1600 語 1590 語 930 語
1990年 730 語 950 語 910 語

※東大は各年大問4の文法和訳を含めるとさらに差が開く。早大は各年文法会話を除いている。

 

こうした昨今の入試傾向の変化に応じ、成英会では、記述対策等で日本語訳を付ける場合でも、以下で述べるG.E.L.を除き、「英語を英語のまま運用する能力が一定の水準に達してから」各種対策へと移行します。成英会では、難関国公立大受験者向けの記述対策も充実しておりますが、この「英語を英語のまま運用する能力が一定の水準に達してから」というプロセスこそが、その充実度を高めていると言えます。

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2. Deep Learning:言語感覚獲得 

なぜ日本人の英語力は水準が低いのか?

人工知能開発の歴史は意外に古く、1950年代には既に第1次のA.I.ブームがあったと言われます。しかしながら、その実用化までの道のりは厳しく、A.I.の実現はほぼ不可能とさえ言われた時期もありました。

 

その人工知能が、2000年代に入ってから急速に普及し始めたことは周知の通りですが、実用化が不可能とさえ言われた人工知能の開発が、急激にその速度を上げ、各分野で実際的な成果を次々と上げられるようになったのにはある大きな理由があります。

 

それは、一言でいえば、「学習プロセスの転換」です。

 

「Deep Learning」とは、A.I.の代表的な学習プロセスの1つですが、このプロセスを今簡単に言えば、「抽出されたルールをコンピューターに教える」のではなく、「コンピューター自らがルールを抽出し学習する」プロセスと言えます。

 

抽出したルールをコンピューターに教える場合、そのルールから外れた例外や誤差などが生じ、そのたびに教えるべきルールが幾何級数的に増え、そのあまりの膨大さゆえに「A.I.冬の時代」と言われた1970年代から90年代にかけては、その実現の不可能性までが取りざたされていたのですが、ある時その学習プロセスを反転させたところ、コンピューターが自らルールを学び始め、人間の側からルールを教える旧来のプロセスとは比較にならない精度で有効に機能し始めたということです。2000年代に入って以降A.I.技術が急速に広まったのは、その「学習プロセスの転換」が契機だったと言えます。

  

ところで、我々人間も、これと似たような経験をしています。まず我々は、母語獲得時、大量の言語情報にさらされながら、文法などのルールを自ら抽出し日本語を身につけました。一方で、外国語=英語学習において大多数の人は、単元ごとに抽出された一定のルールを主に学校教育によって与えられ、それを演繹的に利用する形で英語を学習しています。

 

厳密に言えば、母語の獲得と外国語の学習(とりわけいわゆる臨界期以後の学習)とを比較することはできませんが、学習プロセスの対称性(ルールを教えられるプロセスと、ルールを自ら学ぶプロセスという対称性)で言えば、これはちょうどA.I.開発転換前後の対称性と類似しています。そして我々は、英語学習において、A.I.の学習プロセス転換とは逆方向に進み、「ルールを自ら学ぶプロセス」から、「ルールを学校で教えられるプロセス」へと転換してしまっているのが現状です。

 

ルールを「教える」プロセスに偏りすぎている

 

世界的に見ると、日本人の英語力は水準が極めて低いということは有名ですが、これは、母語=日本語の構造的問題(つまり英語が学びにくい構造であるということ)だけではなく、日本の英語教育(とりわけいわゆる「受験英語的教育」)が、あまりにルールを「教える」プロセスに偏り過ぎているためと言っていいでしょう(他にも、日本語訳の暗記やローマ字学習など、英語力を停滞させている要因には根深いものがあります)。

 

成英会では、この学習プロセスを、母語獲得時のベクトルへと再転換しています。どうしても「教える」ことが必要なレベルのルール(主に以下で述べるG.E.Lで身に付けるルール)を除けば、基本的には学習者自らがそのルールを見いだし、その過程で文法を始めとするルールが自然と英語のまま身につくプロセス、すなわち「Deep Learning」によって、英語という言語感覚を獲得していきます。

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3. Pronunciation Practice:発音 | 音読 | シャドウイング 

なぜ音の獲得が重要なのか?

 

文科省主導による英語教育の改革は混迷を極めています。大手動画サイト等で公的機関の授業風景を覗いてみると、日本の英語教育は昔と比べて随分様変わりしたように見えますが、その内実は、驚くことに数十年前となんら変わっていないことに気づきます。つまり、一見すると、英語を「使える言語」としてごくまともに扱えているように見えるのですが、注意深く見てみると、それは結局の所「文字を主体とした訳読式英語教育」であるという事実が判明するのです。

 

なぜそれがわかるのか?

 

それは、動画に出ている高校生たちの「発音」を聞けばわかります。一部を除き、大半の高校生の「発音」は、基礎的なレベルにすら届かないいわば「ローマ字読み」です。これを逆に言えば、大半の高校生の頭には、英語の「音」が入っていないということになります。そして、これが意味していることは、その大半の高校生は、英語を「音として」ではなく「文字として」扱っているという事実が見て取れるのです。

 

「文字を主体とした訳読式英語教育」は、一昔前の「入試対策」としてならかろうじて有効でした。というのも、まず大半の人がそのやり方で英語を学習しており、また入試自体も、英語を日本語に置き換えながら読めればなんとかなるような形態であったからです。

 

民間試験の採用も含め現在英語の入試形態は大きく変わり、基本的には「英語を英語のまま」扱えなければ高得点は狙えないようになりつつあります。また、主にテクノロジーの発達とネットの普及に従って、英語を学ぶ学習環境自体が急速に変わり、「訳読式」ではなく、より「本質的なやり方」で英語を学び、高度な英語力を身につけた受験生が増えつつあります。

つまり、一昔前までは有効だった「訳読式英語教育」は、記述対策の例外を除き、受験戦略的にほぼ無効化していると言えるのです。

 

音の獲得が英語学習全般の効率を最大化する

 

ところで、「英語を英語のまま扱える高度な英語力」を身につけるのはそれほど簡単なことではありませんが、「訳読式の英語力」を「英語を英語のまま扱える高度な英語力」へと転換すること自体はそれほど難しくありません。

 

どうすればそれを「転換」できるのか?

 

それは、「文字が先行している文字主体の学習」から、「音を文字に先行させる学習」へと切り替え、それによってまずは、適切な英語の音を、本質的なやり方でインプットすること、これなのです。 適切な音の獲得はリスニングを可能にし、スピーキングを促し、ライティングの土台を築き上げます。またしばしば見過ごされがちですが、適切な音の獲得は、リーディングの「質」を変え、より高度な「読み」を実現します。言い換えれば、適切な音の獲得は、言語習得の基礎であり、英語学習の効率を最大化する必須事項と言えるのです。

 

発音・リスニング・スピーキング

 

このことから成英会では、I.P.A.を通じた発音の基本であるConsonants、Vowels、Diphthongs等の確認と修正を実施し、また音声教材を使用したプロソディー習得によって、まずは英語学習の土台を「音」として(より正確には「意味音」として)築き上げます。

 

4. Listening Practice:リスニング 

また、Word Practiceで扱った各テーマに関連するリスニング演習を通して耳を鍛え、リスニングテストの実施によって設問先読みによる該当箇所の発見等、聴解活動における実践力を鍛えます。

 

5. Speaking Practice:スピーキング | ライティング 

さらに成英会では、Word Practiceで扱った各トピックに関するスピーキング訓練や質疑応答を実施し、意見を論理的に組み立て、その場で考え、発想し、英語で即座に表現する運用能力を養成します。

 

これら音を主体とした成英会の英語学習は、英語全般の定着を促し、より本質的かつ高度な英語力醸成を可能にします。

 

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6. Grammar Training:文法語法 

文法学習の必要性は消えつつあるのか?

 

私たちは、母語=日本語の文法ルールを意識的に学んだ経験を持っていません。私たちは、それをいつのまにか、誰に教えられるでもなく、多かれ少なかれほぼ自らの「力」で獲得しました。

 

アメリカの言語学者ノーム・チョムスキーは、この「力」を “Language Acquisition Device” と名付け、人は誰しもある種の「生得的な文法=普遍文法」なるものを持っているとしましたが、そうしたものがはたして本当にあるのかという点についてはいまだ判明しておらず、また私見によれば、この先それが明らかになることはないと言っていいでしょう。

 

ここで重要なのは、そうした生得的能力としての「普遍文法」の存否ではありません。英語学習も含め、言語獲得という文脈において重要なのは、私たちが実際にある言語、すなわち日本語を「既に獲得している」というその事実です。そして、ここで注目すべきなのは、それを可能にした「力=普遍文法」の解明云々ではなく、その「力」が行使されたプロセスそれ自体の分析と、その本質的かつ実際的な応用なのだと言えます。なぜなら、ある「力」がなんであれ、一般的に「力」というものは、その行使の仕方が適切であれば、本来備わっているはずの能力を充分に発揮し、それにふさわしい結果をもたらしてくれるからです。

 

上述したように、成英会では主要な文法ルールを「Deep Learning」というプロセスを通じて学習していきます。つまり、学習者自らがそのルールを見いだし、大学入試で必要とされる各種文法ルールを自然と英語のまま身につけていきます。そして、こうして身に付けた「力」は、例えば瞬発力を必要とするスピーキング等において、その本来的能力を遺憾なく発揮することになります。

 

長文と英作を射程に入れた文法学習

 

しかし残念ながら、成英会の「Deep Learning」において扱える項目は、大学入試において必要とされる項目を網羅しきれていません。とりわけ語法等を始めとする細部の文法知識には、別途意識的な学習を必要とするものがあります。昨今の入試では、例えばかつてセンター試験で出題されていた単独の文法問題は、共通テスト移行に伴い姿を消し、また難関大を中心に文法問題の出題される割合は激減したため、受験戦略的には文法問題の対策に時間をかけすぎないことが肝要ですが、とりわけ長文問題や英作文においては、依然として広範な文法知識の「意識的かつ能動的な運用」が求められます。成英会ではその点を考慮し、主に長文問題と英作文を射程に入れた文法学習を、「Grammar Training」という独自の方法で実施しています。

 

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7. General English Learning:精読 | 和訳 | 記述 

SVOCM文型把握は必要か?

成英会の授業は、英語を英語のまま獲得する独自の習得法がその本質ですが、ただ闇雲に、何の手がかりもなく学習しているだけでは効率が上がらない分野があります。

 

こうした分野では、ある程度言語習得の補助として、一般的な解説を与えることによってその習得速度を上げることができますが、「G.E.L.」はその速度を上げるための「ギア」の役目を果たしていると言ってもいいでしょう。

 

例えば、英作文等で接続詞を使わずに複数の主語述語をつなげてしまう誤りをよく見かけますが、こうした誤りは「主節」に関する説明を一度聞いておくことで修正が速く、またその後のミスも減ります。あるいは仮定法の文章などは、助動詞に関する理解があったほうが、それ以外の文、例えば直接法との区別が容易になります。

 

また既に述べたように、入試において問われる英語力が「訳読の力」から「英語のまま素早く情報を読み取る能力」へと変化したものの、国立大学においては未だに和訳を始めとする記述力が求められます。成英会では、難関国立大向けの記述対策等も「英語を英語のまま運用する能力が一定の水準に達してから」各種対策へと移行しますが、その補助となる英文解釈をこのG.E.L.にて徹底的に身に付けます。

 

補助としてのSVOCM文型把握 

 

あわてて付け加えておかなければならないのは、こうしたいわゆる受験英語的学習内容は、英語学習の「本質」ではありません。大変残念ながら、ごく一部を除いて、日本の英語教育はこの「受験英語的学習」に終始してしまっているのが現状ですが、この学習方法では「高度な英語力(4技能)」は身に付かず、せいぜい英文を「SVOCM等の文型把握により日本語に置き換えながら読める」程度の英語力にとどまってしまいます。実際の所、一昔前であればこのいわゆる「受験英語」は有効でしたが、上記でも見たようにここ十数年で入試形態は大きく変わり、それに伴って受験生の英語レベルも上がってきているため、現在では記述対策を除けばほとんど役に立ちません。

 

成英会では、こうした旧来の「受験英語的学習」とは一線を画す学習プロセスを採用しています。「G.E.L.」は、受験英語的要素が強いものの、本質的な英語学習を効率的に進めていくため、また、難関大入試における記述対策のため、あえて取り入れられています。

 

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8. Reading Strategies:長文読解 

大学側が求めているリーディング能力

大学入試の英語は、近年大きな改革が断行され、とりわけ民間試験の導入等によって、いわゆる英語4技能をバランスよく問う形態へとその試験内容が変化しています。成英会では既に見た7つの項目、すなわち、

 

1. Word Practice (語彙)

2. Deep Learning (言語感覚獲得)

3. Pronunciation Practice (発音 | 音読 | シャドウイング)

4. Listening Practice (リスニング)

5. Speaking Practice (スピーキング | ライティング)

6. Grammar Training (文法語法)

7. General English Learning (精読 | 和訳 | 記述)

 

によって、この英語4技能を習得していくことになるわけですが、この4技能のうち、出題の割合が最も高いのは、少なくとも現時点においてはリーディングであると言えます。成英会では、このリーディングセクションにおいて確実に得点し、トータルでの高得点獲得を実現します。

 

一昔前のリーディング能力は通用しない

 

上記掲載「筆記長文読解問題総語数」の表でも見たように、現在の入試英語におけるリーディングは超長文化しており、膨大な量の情報を素早く処理する能力が求められています。

 

例えば英語を見た時、意識的にせよ無意識的にせよ日本語が思い浮かんでしまうレベルでは、こうした超長文を速く読み、時間内に解答を作成することはほぼ不可能です。実際の所、一昔前であれば、英単語の日本語訳を暗記し日本語に置き換えながら読むという「訳読式」のやり方は、それでもなんとか受験戦略的に有効でしたが、入試形態が変わり、かつ受験生の英語力の質が向上している現在においては通用しません。成英会においてリーディングは、上記7項目の学習を通じて、英語を英語のまま素早く読む「本質的なリーディング力」として醸成されます。

 

現実には、未だに「訳読式」で英語を身につけている受験生は比較的多いため、この成英会で醸成される「本質的なリーディング力」だけでも他の受験生をはるかに凌ぐスコアが狙えますが、成英会ではこれに加えて、

 

1.「論旨展開把握トレーニング」

2.「設問別解法の習得」

 

の大きく2つの長文対策により、さらなる高得点を確実にします。

 

成英会の長文授業

 

1. 「論旨展開把握トレーニング」

昨今の超長文化した入試問題を素早く読み、内容を的確に把握するには、英語を英語のまま読めることを前提とした「論旨展開の把握」が必須です。この「論旨展開の把握」は、とりわけ難関国公立大で要求される記述問題の解答作成において、その解答根拠 = 該当箇所を発見する際、また、解答作成時の抽象化や具体化等の推敲において重要な役割を果たします。成英会では、この論旨展開把握トレーニングを、各項目ごとに、

 

●Step 1 例題 L:授業

●Step 2 練習問題 OA:課題

●Step 3 練習問題 OB:授業

●Step 4 実践 SO:課題

 

の順に繰り返しながら、いずれも実際の入試問題を通して徹底的に行い、その後授業とリンクした成英会オリジナルの入試長文問題集等で膨大な量の演習を積みます。

 

2. 「設問別解法の習得」

「設問別解法」とは、今主要なものを列挙すれば、

 

  • 文章整序問題
  • 要旨要約問題
  • 指示語把握問題
  • 記述問題
  • 空所補充問題:語句
  • 空所補充問題:文・段落
  • パラフレーズ問題
  • 内容一致問題:リード文あり
  • 内容一致問題:リード文なし

 

等々について、その「特徴と傾向」や「解答作成時のポイント」、「解法手順」、「正答率改善のテクニック」等を提示します。そしてこれら各解法を、

 

●Step 1 例題 L:授業

●Step 2 練習問題 OA:課題

●Step 3 練習問題 OB:授業

●Step 4 実践 SO:課題

 

の順に繰り返しながら、いずれも実際の入試問題を通して学び、その後授業とリンクした成英会オリジナルの入試長文問題集等で膨大な量の演習を積みます。

 

成英会の長文授業「Reading Strategies」では、このように「論旨展開把握トレーニング」と「設問別解法の習得」、及びそれにリンクした入試問題演習を通じて、来る大学入試に向けて万全の態勢を整えます。



 

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